いま話題の黒糖焼酎ってどんなお酒?

2021年7月、「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」が世界自然遺産に登録されました。日本では5つ目の登録!世界的にも貴重な固有種や、絶滅のおそれのある動植物の生育地として非常に重要な地域として評価されています。この「奄美大島」は鹿児島にあり、「黒糖焼酎」の産地としても知られています。最近では、世界自然遺産の登録をきっかけに、注目が集まっている焼酎です。
さとうきびの酒「黒糖焼酎」とは・・・
鹿児島県奄美諸島で製造される、名前の通り黒糖を原料とした本格焼酎です。現在、奄美諸島(奄美大島・喜界島・徳之島・沖永良部島・与論島)のみでしか生産が許されていません。奄美諸島でも昔は、泡盛などが盛んに生産されていました。昔のボトルはその当時の名残で「泡盛」と書かれているのもあります。
戦後、アメリカ軍政下におかれた奄美群島では、不足する米の代わりに、日本国内への移出が出来なくなり余剰気味となった黒糖を焼酎造りに多く使用されるようになりました。これが現在の黒糖焼酎につながっていきます。昭和28年に奄美群島が日本に復帰するにあたり、酒税法の特例通達で「米麹」を使用することを条件に奄美群島だけに黒糖を使用した焼酎製造が認められました。
島々の特徴ある気候や風土、文化そして歴史が凝縮されている黒糖焼酎。そんな黒糖焼酎の甘い香りと、深いコクのある味わいは飲む人を魅了します。
食事とも合わせやすく、食前・食後酒としても楽しめる・・・
これから注目のカテゴリーとして、「奄美黒糖焼酎」をお薦め致します。
代表銘柄をご紹介!
朝日酒造 〈喜界島〉
大正5年創業の伝統と奄美の豊かな自然から生み出された黒糖焼酎。ほのかな甘みと、豊かなコクが特徴。
喜界島酒造 〈喜界島〉
常圧蒸留と貯蔵にこだわっている。海岸沿いに並んだ貯蔵タンクにて熟成。
奄美大島酒造 〈奄美大島〉
全ての仕込みに、奄美大島産サトウキビから造られた地場産黒糖を使用。
山田酒造 〈奄美大島〉
一次仕込みに「差し酛」を行うことにより、蔵付き酵母による蔵独特の味わいを醸している。
町田酒造 〈奄美大島〉
「減圧蒸留黒糖焼酎」の元祖、ブームの火付け役となった蔵。
彌生焼酎醸造所 〈奄美大島〉
奄美大島で最古の蔵。大正11年3月に創業。出来上がりから飲みやすい状態になっていることを目指し造っている。
奄美大島開運酒造 〈奄美大島〉
クラシック音楽に揺られながら熟成を行う「音響熟成」によるまろやかな酒質が特徴。
奄美大島にしかわ酒造 〈徳之島〉
令和元年11月に工場を新設。要所要所は人の手を介し焼酎造りを行っている。
奄美酒類 〈徳之島〉
5つの蔵で造られた原酒をブレンド、瓶詰めを行っている。異なる原酒のブレンドによる味の奥行きが感じられる。
沖永良部酒造 〈沖永良部島 〉
沖永良部島の4つの蔵により構成。原酒を持ち寄り、それぞれの銘柄を仕上げている。
新納酒造 〈沖永良部島 〉
島の人たちに飲んでもらうこと、喜んでもらうことをモットーに酒造りを行っている。
⑯原田酒造 〈沖永良部島〉
レギュラー商品が5年熟成と、熟成にこだわった蔵。






